You can enable/disable right clicking from Theme Options and customize this message too.

いつも一緒に旅をするバディ・・・

hobo

hoboとは

旅には必ず必要なものがある。

旅する道具は人それぞれ。カメラ、地図、洋服、本。

鞄に詰めて一緒に旅をする。

「hobo」とは放浪者という意味

自由な発想で、時代の流れ、モノの流れで創ることをコンセプトにしている鞄ブランド。

人は服を着て、プラスできるアクセサリーになるのが鞄。

hoboは鞄ブランドとしてとらわれない物づくりをしている。

2004年、Non- Native by hoboとしてブランドを設立。

鞄と靴のブランドとして立ち上げた。

ブランドの名前である「hobo」は100年前不況の中にあったアメリカで、鉄道を無賃乗車しながら職を求めたhobo(放浪者)に由来する。

日本の熟練した職人の手仕事によって、素材の持つ表情や風合い、立体感を意識したフォルムなど、細部にこだわったプロダクトをしている。

鞄は使い込むことで、身体に馴染み毎日の生活に欠かせないものとなる。

インスピレーションとキーワード

毎シーズンのコンセプトもとても魅力的で、

前シーズンは『運び屋』というキーワードを元に、

ポストマンや配達人が持つメッセンジャーバックなどを作り出した。

2019年のコンセプトは『ガーデニング』。

男女問わずガーデニングを趣味とする人が増える中、

アウトドアとリンクもできるデザイン、

また実際に花屋・園芸家などにもオシャレに、機能的に使える鞄を生み出した。

男女問わず使えるアイテムが多いので、

恋人同士で、夫婦で兼用に使うことができるものばかり。

デザイナー朝倉氏が手がけるhoboの鞄たちは、とてもシンプルでありながら

機能性に優れており、何年でも持っていられるようなデザインが多い。

革の特性を活かしたデザインでありながら、どこか気が利いて小洒落ている。

世界が誇る日本の職人技

朝倉氏が物作りの中で大切にしてきているのは、

『人の温かみのあるクラフト感』そして『日本の職人』だ。

どんな手仕事も世界的に日本の技術は評価が高い。

料理人、パテシエ、大工、機械製品の技術、縫製技術など数え切れないほどある。

日本の革職人もその高い技術を持っている。

革といえば、海外やヨーロッパなどを連想することが多いが、

日本国内の皮革の歴史は古い。

国内皮革の三大産地は「姫路・たつの」「東京」「和歌山」

hoboの革も姫路産が多い。

生産量が日本で一番多いのは、兵庫県姫路にある『たつの地区』

小さな工場から大規模な工場200以上が集積している。

この地区を流れる湧水の水源は、古くから水路として活用され、革産地として栄えてきた。その歴史的な伝統と技術が、若手タンナーへと受け継がれている。

靴、鞄といった皮革製品用の製革だけでなく、家具や工業用の革も盛んだ。

一方、メイド・イン・東京の革があることはまだ認知度は低いでしょう。

東京産で世界的にも有名な革は純国産であるピッグスキン=豚革だ。

墨田区・台東区エリアの東京下町タンナーにはピッグスキンを専門とする工場が増え、海外への輸出も増えている。

東京は鞣し、染色、加工、製品製造、流通までの専門的な職人が集まっている。

日本人は特に豚をよく食べることから、豚革の産地となっており、その鞣しから製造まで高い技術と評価され、海外への輸出も盛んとなっている。

和歌山産の皮革は、牛・鹿の地元産の革を『きのくにレザー』と名付けブランド発信しており、高品質な革を作っている。

専門性の高いスペシャリストなタンナーが、床革、ヌメ革、セーム革、エナメル革など、美しさを追求し世界のハイブランドやトップデザイナーからも注目を集めている。

日本の皮革は世界的にも高品質であり、またその技術にも優れていることは明らかだ。

皮から革への気持ち

朝倉氏は良い物作りをするからには、原材料であるその皮についてもっと知るべきであり、自らそのタンナーの皮から革へとなる工程を目に焼き付け、

作り手として、普段から使っている革製品、食べている物に感謝の気持ちを込めて、大切にしてきている。

鞄は使い方によってその人の生活や性格が、自然と自分色に染まるという。

毎日何気なく持っている鞄には、色んな人の手が加わり、大変な仕事をしている人の事も忘れないで欲しい。

動物、植物を無駄なく大切にする気持ちを忘れずに、

モノへの愛を注ごう。

hobo

Skills